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障害者の歯科医療に取り組む歯科医

歯医者を好きな人は少ないのではないでしょうか。いい年をした大人でもなんとなくおっくうで、ついつい後回しにしてしまうのが歯科医療だと思います。大人でさえそうなのだから、子ども、ましてや障害のある子どもたちに適切な歯科医療を受けさせるのはたいへんなことです。九州に障害を持つ方専門の歯科医がいて、このたび功労賞が贈られていました。彼は歯学部を卒業後、肢体不自由児の施設で歯科診療をしていたそうです。当時はまだ歯科予防の考えが浸透しておらず、虫歯だらけの子どもたちの歯を見て歯磨きを徹底させました。ここにも彼なりの工夫や試行錯誤があり、どうやって子どもの口を開けさせるか、緊張を解いてくれるかが難問だったようです。このあと福祉センターで歯磨き指導をしたり、治療の際の拘束道具についても研究をしています。本来なら本人も保護者も拘束を嫌がるでしょうが、理解が得られていることからもこの歯科医師が信頼されていることがわかります。

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